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12,夢よ逃げないで

紫陽花の季節から、太陽の滴いっぱい、向日葵の季節へ。
次は、東京レコーディングへのカウントダウンがハジマル-。

初夏の菅平高原の仮ミックスを聞き直す。
自分の音と向き合う。
スタジオ録音されたものは、音がクリアだから、自分の粗が浮かび上がる。
今後の課題がいっぱい見つかる。

わ~。こんな歌い方してるの?
・・ヒャ------ッ。
あ~レコーディングやり直したい----。

大丈夫。ちゃんと弾いてる。歌ってる。。

聞くときの心の置き方なのか、印象が聞く度に、コロコロ不思議とかわる。
客観的に聞けてない証拠だな、、、。

出した音に反省はしても、後悔はしてはいけない。言い訳をしてはいけない。
そして、その時の自分の音を愛さなければ。
その時の自分なのだから、、、
それが、CDというひとつのカタチになるという事は、素晴らしい事だと思う。

しかし、、、 何度聞いても、どうしても気になる曲が2曲。
一日目の最初と最後に録音した曲。
プロデューサーに相談したら、
「聞きましたが、問題ないと思いますよ。気になるのなら、東京の時に、時間に余裕があれば録音しましょう。」
と、おっしゃったので、少し安心。心が軽くなった。

しかし、東京のレコーディングの時って、時間に余裕があっても、心に余裕はあるのか?
あのミュージシャンの方々とご一緒させていただくのに、、、。


7月後半に、東京でのレコーディングは、2012.8.4 新宿・グリーンバードスタジオに決定した。

【参加ミュージシャン】
ギター・萩谷清さん
ピアノ・倉田信雄さん
サックス・清水利香さん

素晴らしいメンバーと共に、風花がレコーディングさせていただけるのは、
この上もない幸せ。
夢の夢の夢の夢の夢、、、、、、、、だと思っていたシチュエーション。
夢にのみこまれないように、ちゃんと現実を見なければ。

参加していただくまでの経緯については、下記に書いているので、ここでは割愛させていただきます(^_^)
5.回想 ギタリストとの出会い
http://kazahana20121116.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31

50歳を過ぎてから夢を叶える  ~プロデューサー多賀谷氏の手記より~
http://kazahana20121116.blog.so-net.ne.jp/2012-10-26-2

本当に?
決まった時から、多くの方に言いたくてしかたがなかったけれど、
言ったら、夢が逃げて行きそうで怖く、このおしゃべりっ子のわたしが、
大切に胸にしまってきた。
直前に、萩谷清さんと、アレンジの楽譜のやりとりをしていても、
~現実なんやなぁ~ と、思いつつも、まだ、夢の世界。

萩谷清さんは、わたしの音楽の師匠。
曲がり角で、いつも、よりアドバイスをしていただき、
よりよい道に導いて下さっている。
数多くのアーティストのレコーディングにも参加され、
スタジオ界の重鎮でもあり、ジャズギタリストとしても、リーダーアルバムや、
ソロアルバムも出され、活躍されている方。雲の上の方。

ピアノの倉田信雄さんは、同じピアノ弾きとして(雲泥の差はあるけれど)
わたしの中の音楽の神様。
はじめて音を聞いた時から、奏でられる音に少しでも近づきたいと
自分で真似て弾いてみたり、かなりの影響を受けている。
真似たくても、近づきたくても、一歩も近づけないけれど、、、
そんな方々に、自分のオルジナル曲をアレンジしていただき、CDに参加していただけるのは、
なんとも表現しがたい出来事。

そして、サックスの清水利香さん。
古くからの友達でもある。
京都を拠点に活動し、自己のフルバンドも結成しているエネルギッシュな方。
いつも、利香ちゃんには、パワーもらっている。話しているだけで、
 わたし、まちごへてへんんなぁー と、安心する。
利香ちゃんも、数年前に、ベガ・エンタテインメントより、アルバムを発売しているので、
作り手の気持ちをとてもよくわかってくれていて、今回のアルバム作りに関しても、
色々とアドバイスをいただいた。

夢よ逃げないで、、、
本当にスタジオに来られるのか? と、半信半疑な日々の夏の終わり。

「羽衣ちゃん。ごめーん。コードこっちに変えよう」
萩谷さんからは、直前まで、アレンジの訂正が入る。
よりよいアレンジになるように、際まで考えて下さっている。
どんなサウンドになるのだろうか、、、。
ひとつ心配なのは、新しいアレンジに併せて、歌った事がないという事。
今回は、わたしは、歌のみの録音だけれど、ちゃんと対処できるのか? 大丈夫なのか?
また、風花のベーシストも、プロの方々の中に入り落ち着いて演奏できるのか?
直前になり、事の大きさに気づいて、ドキドキ感が増してくる。

楽譜もコピーし、東京行きの準備完了!!!!!!

録音を翌日に控えた、8月3日。夕暮れ時。京都駅。
東に向かう列車を待っている。
今度、この駅に降り立つ時は、どんなお土産抱えているのだろうか。
夏の夕暮れの陽射しが眩しい。

いってきまーーーすっ。



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