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6.東京の夕暮れ

2012の春頃から、ライブの本数も少なくして、
初レコーディングに向かっての準備期間にあてた。

参加ミュージシャンも確定したので、再度選曲し、
編成、アレンジ再考、基本となる楽譜、パート譜作りなど、、
レコーディングに慣れられている方はには、す--っと流れる作業ではあるのだろうけど、
元々、大袈裟っ子なので、自分の中で、あ~でもない、こ~でもないと、
先走り、空回りして、作業が進まないところに、保管していたデータ消失事件などもあり、
また、最初からやり直しなどもあり、ワンマンライブなどとも重なり、
ひとりパニック状態で、自分のキャパ以上の事を抱えてるように思えて、わたしには無理ちゃうのん?
としんどい時期もあったけど、桜が散りゆく頃には、なんとか先が見えてきた。

5月26日 東京にて打ち合わせ

プロデューサーの多賀谷さんと、エンジニア木村さんと、
二回目で、20日後に、菅平での録音を控えて、最後の打ち合わせになる。
事前に、メールのやりとりなどで、決定していた事もあり、スムーズに打ち合わせは
進行した。

録音方法、録音スケジュール、機材的なものなど、具体的な事が決まって行く。
初回の打ち合わせで悩んでいたというか、、???だった事も、
どんどんクリアになっていく。
多分、、、アホな質問もしていたでしょうが、、、(^_^;)

6月16日・17日の菅平高原ホテルマッキンリー スタジオマック

【参加ミュージシャン】
輪月映美さん violin
飯塚理恵さん Percussion

プロデューサーの多賀谷哲也さんも、一曲、E.Guitarで入っていただく事になった。

8月4日 東京のスタジオ 場所は未定
【参加ミュージシャン】
萩谷清さん A・Guitar/E.Guitar
倉田信雄さん  Piano

京都の古くからの友達で、自己のビッグバンドも結成し、
幅広く活動中の、清水利香ちゃんが、S.Saxで、入っていただく事になった。

全く、カタチすら見えてなかったものが、クリアに見えてきた。
紙面での打ち合わせした事が、立体的に見えてくる。音が見えてくる。
熟練のプロデューサーとエンジニアさんのお陰だと実感する。

ありがとうございます!!
不思議系の質問にも、最初はお困りだったかと思います。
20日後には録音の実感がわいてきた。

お二人との打ち合わせが終わり、今度は、数曲、アレンジもお願いしている、
ギタリスト・萩谷清さんとの打ち合わせに、自由が丘に向かった。
初めて会ってから、12年程の年月を重ねたけと、いつお会いしても緊張する。
尊敬している方との会うときの緊張感。

事前に送った楽譜を元に、音源が聞いていただきながら、
アレンジ面での打ち合わせをする。
・・といっても、わたしは、
曲への想いを伝えるのと、こんな雰囲気で~と、抽象的な表現しかできないのだけれど、、、

「ういちゃん、ここのコードこれにしよっか?ここで、こう下がっていこうか?」
「えっと~ この音は~ ・・テンションの音で、ええ--っと、、~・・????」

萩谷さんに紙面で聞こえているコードの響き、音の絡みが、
あまりにも知識不足のわたしには、明確な音として聞こえてこない恥ずかしさ感じた。

「よしっ、任せて」
「よろしくお願いします。」

ミュージシャンと一ファンとして出会って、12年。
こんなシチュエーションがあるとは、人生って不思議、、、


すべての打ち合わせが終わり帰り道、新幹線に乗車するまで時間があったので、
皇居の辺りを散策した。
心も軽くなり、美しい夕暮れが、より美しく見えた。

1-b31f9.jpg

今度、東京に来る時は、菅平の録音も終わり、東京録音の日なんだなぁ、、、
今度は、どんな気持ちで夕暮れ見ているのかなぁ、、、
そんな事が心に膨らんだ。

~いい夕日が見れますように~

さぁ、あと20日。
練習に集中しよう----。


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