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2・大きな扉

2012年物語 最初の日 〜想〜

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広く高く 雲ゆらゆら 翳りない空の青
掌に残る夢 抱きしめて
どこまでも 歩いて行こう
上を向いて、強い心で高く高く、、、
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20121.1のブログに、こんな事を記していた。

2012年は、大きな扉を開ける年。
迷いもある。不安もある。大丈夫なのか?
少しの揺らぎはあるければ、そう心に決めていた。
いつもと違う年明けだった。

ライブ活動を始めてから、いつかCDを作りたいという夢が芽生えていた。
年齢的なものもあり、近年、その想いが強くなっていった。
ミュージシャン仲間達が、CDを発売されるのを羨ましくも思ったし、
また、ライブに来ていただいた方から、
「CDはないの?」
と、数多く、お声をいただくようになった。

最初は、スタジオ録音など考えもしなかった。
クリック聞いて、歌とピアノを別々に録音する手法しか思い描いてなかったし、
自分には無理だと思ったし、自分にはほど遠い世界だと思ってた。
弾き語りスタイル、ライブ感覚で録音=ライブ録音のCDというものがベストだと思っていた。

ライブ活動の中で、ライブをライン録音したものを、何度か、
ベガ・ミュージックエンタティメントの多賀谷さんに聞いていただいたけれど、
いつも、いい答えは返ってこなかった。

羽衣さん、思いっきりが必要です。
スタジオで録音しましょう。
菅平で録音しましょう。

と、おっしゃっていた。

確かに、自分達の演奏力もだけれど、マスタリングまでしたものもあるけれど、
自分でも、納得いく音ではなかった。
内容的にも、同じ曲想のものばかりであったり、
音の花の蕾にもなってなかったのかもしれない、、、。

47歳で歌い出した時に、
「こんな歳から歌いだすのやから、中途半端な事はできひん。かなりの努力が必要や。」と思った。
2011年の秋頃から、
「CDも中途半端なもの作るより、一生に一枚かもしれんし(^_^;)
プロの手に委ねて、スタジオ録音したCDを作ろう。」
と、考えの転換をしていた。

思いが熟し始めた頃、2011年12月に、ベガ・ミュージックエンタティメントの多賀谷さんが、
プライベートで、京都に来られた。

すごいタイミング、、、
その前後は、ライブ等で予定が詰まっていたのに、来られる日だけ空いていた。
プライベートでこられていたのに、会ってすぐに、CDの相談をした。
何時間話ただろうか、、
夕方からお会いして、日付が変わる頃まで、話していたと思う。

「菅平で録音をしましょう。オリジナル曲ばかりでなく、カヴァー曲も3.4曲入れましょう。
その方が親しみやすいから。エンジニアは木村さんで、ゲストに萩谷さんも入って
いただければいいですね」

多賀谷さんの頭の中には、ビジョンが描かれていた。
もしかしたら、わたしが、いつか言い出すと、思ってられたのかもしれないな、、。

「はい。考えてみます。よろしくお願いします。」

人生。タイミング。
今までの迷いとかは何だったのか?と思えるほど、
CD制作に向けて、話は進み出した。

不安の方が大きい。
わたしら、、大丈夫なん??????
思えば思うほど、不安が膨らむ。
今だったら、戻れる、、、
けれど、新しい扉の向こうの景色も見たいから、
大きく一歩踏みだそうと決断した。


2012.1.19 バースデー前日。
多賀谷さんに、こんなメールを送った。
新しい歳になるまでに、次の一歩に向かいたかった。
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2012。
わたしにとっては、とっても大きな扉を開けようと思います。
ただ、考えれば、考える程、扉の向こうは、雲海で、
少し風景を見ただけで終わってしまうのではないかと、
不安の方が多いですが、思い切って、突進していこうと思います。
扉の向こうの景色を見てみたいです。
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2012。
年明けと共に、大きな扉が開きました。
どんな景色が待っているのだろうか、、、

いつもと違う季節のうつろいになるのだろうな--。


つづく・・・

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